在学生の声

VOICE

  • 社会健康医学研究科社会健康医学専攻(保健師)

    私は行政にて保健師として勤務し、日常の業務において多くの住民の方々から様々な健康に関わる相談をお受けしております。これらの健康課題は個人的な問題のみならず私たちを取り巻く社会環境と密接に結びついていることを日々強く感じており、この課題を社会健康医学を学ぶことで科学的根拠を明確化し、住民の方々からいただいた声を行政としてどのような健康づくり施策として反映できるかということを考えたいと思い、大学院へ進学することを決めました。私の職場では大学院へ通学することを職務として認めてくださっているので、非常に温かいご理解とご協力のもとで、平日は通常業務、週末は学業に専念させていただいております。両立は大変ですが、時間を有効に使い、メリハリをもたせて取り組むよう心掛けています。

  • 社会健康医学研究科社会健康医学専攻(医師)

    私は救急医療、集中治療を専門とする臨床医です。10年ほど急性期医療に携わる中で、『健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health)の理解と解決』『臨床現場での疫学の活用』に大きな課題を感じ、解決の糸口としてSPH(School of Public Health)進学を決めました。在学中はビックデータを利用できる環境にあるため、これを活かして臨床に還元できる研究を計画しています。週末に講義を受けつつ臨床医としての常勤を継続しているため、課題は極力出された当日で終わらせ(力配分は自分の興味に応じて)平日に持ち越さないことで、surviveを試みています。MPHという学位の意味づけは人それぞれですが、私は「public health に強い関心がある」という自身や周囲への意思表示と考えて取得を目指しています。

  • 社会健康医学研究科社会健康医学専攻(会社員)

    製薬企業の事業開発に携わるにあたり、開発候補品の事業性を評価することは重要なことです。ですが、そのために必要となる統計学や疫学などの知識を基礎から応用まで学ぶのは業務内だけではどうしても限界がありました。そんななかで静岡SPHの開学を知りました。金曜日と土曜日に集中したカリキュラムであることからも会社の理解と協力を得ることができ、このチャンスを活かして自身の業務上の課題だけでなく、製薬企業に勤務するものとして社会健康医学を学び、新たな知見を得て視野を広げたいと思い静岡SPHで学ぶことを決意しました。仕事と学習の両立のため、講義内容を自身の仕事内容に落とし込んで考えることを意識しています。卒業後は、静岡SPHでの学びを活かし、患者様のQOLを向上できる医薬品の開発や製薬企業としてできる社会健康医学的な取り組みの推進を実施していきたいと思っています。

  • 社会健康医学研究科社会健康医学専攻(医師)

    私は、地域中核病院の臨床検査医です。本学入学の動機は大きく3つです。1つは、大量の臨床データを処理する経験や統計学的な知識があれば、患者診療のみならず、新たな臨床支援につなげられる可能性があり、それを学びたいと思ったからです。2つ目は、本学の特徴の一つであるゲノム医学を学べるという魅力です。血液内科医や臨床遺伝専門医として培った経験をより深め、日進月歩なゲノム医学を勉強したいからです。3つ目は、子育てが少し落ち着き、家族の協力も得られ、自分の時間を作れるようになったことも大きいです。 研究テーマは、地域コホートを用いたクローン造血について計画しています。可能ならば、SKDBを用いたデータ解析もトライしてみたいです。まだ、入学して数ヶ月、小さな1歩しか歩み出していませんが、刺激的な授業や多様性に富んだ同級生のおかげで、今まで知らなかった世界が一気に広がりはじめていることを実感しています。

  • 社会健康医学研究科社会健康医学専攻(医師)

    還暦を迎えた。学位(博士)も取った。皮膚科専門医となったし、副院長も経験した。しかし自分の限界も薄ら見えてきた。さて、このまま安穏と過ごすか。ふと、バーナード・ショーの言葉がぽっかりと浮かんだ。『人間を賢くし人間を偉大にするものは、過去の経験ではなく、未来に対する期待である。なぜならば、期待をもつ人間は、何歳になっても勉強するからである。』目の前で、静岡社会健康医学大学院大学の扉が音を立てて開いた。これが私の新しい人生の始まりである。医師として働きつつ、大学院生として金、土の授業と課題をこなすのは正直辛いが、新しい知識を得る喜びには変え難い。異なる目線から覗けば、医学はまだまだ新しい知識の宝庫だ。年齢は問題ではない。ほんの少しの勇気で、これからの人生は大きく変わるかもしれない。

  • 社会健康医学研究科社会健康医学専攻(会社員)

    社会健康医学を学ぼうと思ったきっかけは、医療の現場に還元できる有益なITシステムを開発したいという思いからです。そのためには、社会の仕組みとして医療が何を求めているかを、知る必要があると考えています。
    現在は、就業時間前の朝に統計の勉強や、データ解析、レポート作成をすると決めて活動中。研究テーマとして、2次的データから臨床に有益な情報を導き出す研究に関心をもち、薬剤疫学分野でスタチンの有効性を検討しています。
    世の中にある様々な医療データを、積極的に臨床へ活用できる制度やシステムの開発に関心があります。本学で学んでいる知識は、この目標を達成するために不可欠であると考えています。

  • 社会健康医学研究科社会健康医学専攻(理学療法士)

    私は理学療法士として、臨床で働く中で、研究の結果が臨床現場では十分活用されておらず、「リハビリテーション分野におけるEvidence based practiceの普及」に大きな課題を感じていました。また、患者さんと一緒にリハビリテーションの内容を決める過程において、ヘルスコミュニケーションの難しさも痛感していました。そういった課題解決の糸口として、静岡SPHの進学を決めました。週末に授業が集中しており、職場のご理解とご協力を得ながら修学できています。
    刺激的な授業や研究活動はもちろんのこと、多様な背景をもつ同級生との出会いによって、充実した時間を過ごしています。大学院生活を通して、患者さんや社会に還元できる、社会課題の解決に向けた取り組みを推進したいと思います。

  • 社会健康医学研究科社会健康医学専攻(医師)

    静岡社会健康医学大学院大学(静岡SPH)の開学を知ったのは2020年の初秋、医学部を卒業して14年半が経った頃でした。医師免許を取得し、専門医を取り、研究留学を終え、PhD取得の目処も立ったところで今一度体系だった学習をしたいと感じており、そんな時に勤務地である静岡の、しかも家から車で3分ほどのところに静岡SPHができることを知り、これは正に自分のために出来た大学院ではないのかとまで感じました。仕事と折り合いをつけながら健康・医療に関する世の中の仕組みや問題解決の新しい手法を勉強できる環境は貴重です。意識の高い同級生に引っ張られながら、臨床の場だけでは接することのできない種類の研究に触れることができます。それなりに色々なことをやってきたな、と感じる学年になっても、まだまだ学ぶことは沢山あることを実感する毎日です。