学長メッセージ
2021年春に本邦初の学部を持たない単科の大学院大学として開学した静岡社会健康医学大学院大学(略称:静岡SPH *SPHは公衆衛生大学院の海外での名称であるSchool of Public Healthを意味します)は、2023年に博士課程の開講のために専任教員を6名増員して研究教育体制のさらなる強化が図られ、いま本学は極めて充実した学修研究環境にあると自負しています。
開学以来の4年間、私たちは着実に一つの歴史を作り上げてきました。その歴史とは、静岡県における社会健康医学研究のメッカとしての礎を構築し、エビデンスに基づいた研究成果の還元や社会実装を見据えた健康政策の提案・実践に貢献するという「新しい大学院大学のかたち」を内外に示してきたことに尽きると思います。
奇しくも昨年末、厚労省が公表した令和4年の都道府県別健康寿命では本県の健康寿命が男女とも全国一位となりましたが、県や市町との緊密な連携の元に、本学の有機的な活動が大きな実を結ぼうとしていることに勇気づけられました。
私たちの静岡SPHはユニークな単科の社会健康医学大学院としてその歩みを止めることなくさらなる飛翔を遂げていく所存です。是非、社会健康医学を学んで専門職としての奥行きや幅を拡げたい、あるいは研究者としてのアイデンティティーを確立したいと希求される多くのみなさんの参画を願ってやみません。みなさんが、それぞれの社会健康医学的地平をボトムアップすることで目に見える底力を発揮すれば静岡県のみならず「世界をもっと健康にする」という本学のキャッチフレーズ実現に大きく貢献できると確信しています。
開学以来の4年間、私たちは着実に一つの歴史を作り上げてきました。その歴史とは、静岡県における社会健康医学研究のメッカとしての礎を構築し、エビデンスに基づいた研究成果の還元や社会実装を見据えた健康政策の提案・実践に貢献するという「新しい大学院大学のかたち」を内外に示してきたことに尽きると思います。
奇しくも昨年末、厚労省が公表した令和4年の都道府県別健康寿命では本県の健康寿命が男女とも全国一位となりましたが、県や市町との緊密な連携の元に、本学の有機的な活動が大きな実を結ぼうとしていることに勇気づけられました。
私たちの静岡SPHはユニークな単科の社会健康医学大学院としてその歩みを止めることなくさらなる飛翔を遂げていく所存です。是非、社会健康医学を学んで専門職としての奥行きや幅を拡げたい、あるいは研究者としてのアイデンティティーを確立したいと希求される多くのみなさんの参画を願ってやみません。みなさんが、それぞれの社会健康医学的地平をボトムアップすることで目に見える底力を発揮すれば静岡県のみならず「世界をもっと健康にする」という本学のキャッチフレーズ実現に大きく貢献できると確信しています。
Profile
1951年静岡市生まれ。京都大学医学部卒。
ミネソタ大学研究員・天理病院皮膚科部長などを経て、
1992年から群馬大学医学部皮膚科教授。
1998年から京都大学大学院医学研究科皮膚科教授。
2014年から滋賀県立成人病センター(現滋賀県立総合病院) 病院長・京都大学名誉教授。
2020年から社会健康医学大学院大学整備推進顧問。
2021年から現職。
専門は、皮膚科学/アレルギー学など。
ミネソタ大学研究員・天理病院皮膚科部長などを経て、
1992年から群馬大学医学部皮膚科教授。
1998年から京都大学大学院医学研究科皮膚科教授。
2014年から滋賀県立成人病センター(現滋賀県立総合病院) 病院長・京都大学名誉教授。
2020年から社会健康医学大学院大学整備推進顧問。
2021年から現職。
専門は、皮膚科学/アレルギー学など。