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図書館長あいさつ

2023.04.01

  •  令和5年度・6年度の図書館長を務めます山崎浩司です。静岡社会健康医学大学院大学附属図書館に関心を持ってくださり、ありがとうございます。

     本学は、令和3年度の開学以来、社会健康医学の教育・研究環境の充実を図ってきました。その一環として附属図書館も整備を進め、医学系オンラインジャーナルは現在約4000タイトルを有するまでになっています。本学のような小規模の単科大学で、これだけオンラインジャーナルが充実している図書館は少ないでしょう。学生は、学位論文研究の計画や執筆に際して、社会健康医学に関する広範かつ最新の知見に容易にアクセスできます。

     蔵書数は現在約1800冊でまだ多くはありませんが、学生や教職員の意向を汲みながら、専門書と一般教養書を増やしているところです。社会健康医学は、自然科学のみならず人文社会科学の知識と教養を要する学問であるため、本学図書館の蔵書はさまざまな分野にまたがり多様性に富んでいます。そして、利用者はこれらの資料をいつでも好きなときに利用できるのも、24時間365日開館している本学図書館の特徴です。

     このように必要な情報へのアクセス性を高めるだけでなく、本学学生・教員による社会健康医学研究の成果を、国内外の人々にオンライン発信により広く還元すべく、附属図書館は学術リポジトリの構築を現在進めています。令和6年度初頭までにリポジトリを完成させ、公表を希望する博士前期(修士)課程の学生の研究成果を公開する予定です。そして、令和7年度末には、博士後期課程1期生が修了するにあたり、博士論文の公開も始まります。

     静岡社会健康医学大学院大学附属図書館は、オンラインとオンサイトの両面において、今後ますます資料のコレクションの充実と、社会健康医学にまつわる情報の積極的な発信に取り組んでまいります。皆様のご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い致します。

     なお、オープンキャンパスや大学説明会あるいは大学見学などの機会には、実際に図書館をご覧いただけますので、ぜひ一度足をお運びください。

    令和5年4月

    静岡社会健康医学大学院大学附属図書館長 山崎 浩司