研究論文

Research Publication

歯科受診で「かみにくさ」の改善がみられることが示されました

2026.03.19

著者名
佐藤洋子ら
発表日
2025.12.01
論文タイトル
特定健診受診者における歯科受診と咀嚼状態の改善との関連:静岡県国保データベースを用いた後ろ向きコホート研究
研究の概要
咀しゃく状態を良好に保つことは要介護予防や寿命延伸につながると考えられています。本研究では静岡県国保データベース(SKDB)を用いて、2019年度の特定健診において咀しゃく状態に関する質問で「かみにくい」「ほとんどかめない」と答えた約6,800人を追跡しました。その結果、2020年度に歯科を受診した人は、受診しなかった人よりも、2021年度に咀しゃく状態が改善している割合が高いことが明らかになりました(調整後リスク比1.26)。特定健診の質問票を活用することで、歯科受診が必要な人を見つける手がかりとなり、市町における口腔保健施策の推進を後押しすることが期待されます。
掲載誌
口腔衛生学会雑誌75 巻 (2025) 4 号