研究論文

Research Publication

日本人でバレット食道の発症率と危険因子を明らかとしました。

2026.02.06

著者名
田中仁啓、菅原照ら
発表日
2026.02.06
論文タイトル
Risk factors for barrett's esophagus identified in a large-scale Japanese community cohort study
研究の概要
本研究は、日本の大規模レセプト・健診データを用いて、バレット食道の発症率と危険因子を検討した後ろ向きコホート研究である。約62万人を中央値6.2年間追跡し、1,577例の新規発症を確認した。発症率は10万人年あたり46.4であった。独立した危険因子として、50~79歳、男性、胃食道逆流症(GERD)、食道裂孔ヘルニア、末梢血管疾患、肝疾患、酸分泌抑制薬の使用などが挙げられた。一方、肥満や糖尿病、喫煙、多量飲酒は有意な関連を示さなかった。地域特性を踏まえたリスク評価の重要性が示された。
PMID
41651950
掲載誌
scientific reports