研究論文
Research Publication
尿酸関連15領域の最新知見を総説としてまとめました。
2025.07.01
- 著者名
- 田中仁啓ら
- 発表日
- 2025.07.01
- 論文タイトル
- 尿酸と各疾患との関わり:最新知見のまとめ
- 研究の概要
- 世界中で高尿酸血症や痛風の患者が増加しており,尿酸に関する研究も多分野で進んでいる.高尿酸血症は遺伝的な要因が主に起因するが,プリン体,アルコール,フルクトースなど食事・飲料の摂取や,運動などを含む生活習慣も影響する.近年の高尿酸血症や痛風の増加は,食事を含む生活習慣の影響も強いと考えられる.高尿酸血症や痛風に関連する疾患は数多いため,全体を網羅して学ぶ機会は少ない.本稿は,日本痛風・尿酸核酸学会の若手委員会の委員が,尿酸の各領域における関係を15の領域に分けて,それぞれの専門領域の最新知見をまとめた.具体的には,食事・飲料,生活習慣,痛風,トランスポーター,肥満・メタボリック症候群,糖尿病,糖尿病性腎症,腎臓病,腎病理・腎結石,動脈硬化,高血圧,虚血性心疾患,心不全・不整脈,神経疾患,腫瘍の各項目について,最近のKeyとなる論文を引用し日本語総説として記載した.尿酸と関連する各疾患における進歩を,本稿を通じて幅広く理解されることを期待する.
- 掲載誌
- 痛風と尿酸・核酸

