研究論文

Research Publication

SKDBを用いて高齢者における褥瘡発症リスク因子を探索しました

2025.03.28

著者名
橋爪秀夫 松浦杏美 宮地良樹
発表日
2025.03.17
論文タイトル
The Shizuoka Study of a Population-Based Retrospective Cohort for the Evaluation of Risk of Pressure Injury in the Elderly
研究の概要
日本では高齢化に伴い褥瘡(Pressure Injuries, PI)のリスクが増加した。本研究は、静岡県国保データベースを用いた後ろ向きコホート研究で、65歳以上の入院患者54万6千人以上をCox多変量解析した。その結果、男性 (ハザード比(HR) 1.32)、高齢(特に95歳以上, HR 8.54)、神経疾患 (HR 1.87)、認知症 (HR 1.69)、心不全 (HR 1.19) などが褥瘡リスクの上昇と関連していた。本研究の制約として、データの特徴から、栄養状態や可動性、介護支援などの因子の評価は行なっていない。
本研究は日本で初めて、ビッグデータを活用して褥瘡ハイリスク群を同定したものであり、今後の予防戦略やガイドライン策定に役立つ知見を提供する。
PMID
40097204
掲載誌
Advances in Wound Care 2025