研究論文

Research Publication

SKDB研究にて成人膠芽腫の発症リスク因子を明らかにしました

2024.01.12

著者名
宮腰明典、生形奈菜子、三宅啓、朝比奈彩、土手尚、大畑絵美、舟木大登、市川義一、今市悠太郎、大嶋美智子、中谷英仁
発表日
2024.01.12
論文タイトル
Risk Factors for Glioblastoma of Adult in Japan: An Exploratory Cohort Study from the Shizuoka Kokuho Database, The Shizuoka Study
研究の概要
本研究の目的は、静岡県市町国保データベース(SKDB)を利用し、成人膠芽腫(脳のがんの一種)の発症に関連するリスク因子を明らかにすることでした。2012年4月から2021年9月までのSKDBを用いて、1,465,353人の参加者に対する後ろ向きのコホート研究を実施した。特定の病名コードと関連治療を用いて成人膠芽腫の症例を特定し、発症リスク因子を探索した。観察期間中、コホート内で182例(0.012%)が成人膠芽腫と判断され、その発生率は10万人年あたり2.1例でした。多変量解析で高齢、男性、末梢血管疾患が成人膠芽腫の発症リスクであることがわかった。また、以前の研究とは対照的だがアレルギーは成人膠芽腫のリスクとはならなかった。
PMID
38206510
掲載誌
Journal of Neuro-Oncology