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研究論文
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研究論文
看護学研究者の混合研究法の学びには経験に応じた支援が重要である
著者名
八田太一、抱井尚子、阿部路子、亀山智子
発表日
2026-10-16
論文タイトル
Mixed methods learning profiles among nursing researchers: a cross-sectional mixed methods study
研究の概要
医療や看護の複雑な課題を捉えるため、数値で捉える量的研究と、インタビューなどの言葉から捉える質的研究を組み合わせる「混合研究法」が活用されています。一方、その学び方や研究支援のあり方は十分整理されていませんでした。本研究では、日本の看護学研究者を対象にアンケートとインタビューを行い、研究方法の学習経験、混合研究法の実践経験、学習上の困難や希望する支援を分析しました。その結果、学習者は4つの特徴的なタイプに分けられ、教育上は初学者・中級者・熟練者の3段階として整理することができました。初学者には基礎的なオンライン教材、中級者には少人数での実践的な学習や研究への参加、熟練者には方法論に関する相談や共同研究のネットワークなど、それぞれの段階に応じた教育・研究支援が求められることが示されました。また、身近に相談できる混合研究法の専門家が少ないことが、どの段階にも共通した課題であることがわかりました。
<社会健康医学と混合研究法>
社会健康医学が扱う課題には、人々の健康状態のように数値で捉えられる側面だけでなく、本人の経験や価値観、医療・福祉・教育の現場を取り巻く環境など、数値だけでは捉えにくい側面もあります。混合研究法は、量的研究と質的研究のそれぞれの強みを生かし、こうした多様で複雑な課題をさまざまな角度から観察・分析するための研究手法です。一方で、二つの研究方法を単に組み合わせるだけではなく、研究の目的に応じて適切に統合する必要があるため、その習得は容易ではありません。
本学では、混合研究法を含むさまざまな研究手法について、医療・保健・福祉・行政などの実践課題と結びつけながら学ぶ機会を提供しています。
PMID
URL
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0260691726005034
掲載誌
Nurse Education Today
Graphical abstract
看護学研究者を対象とした「混合研究法」教育最適化モデル
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